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結納のため、札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車は、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。 実話をもとに書かれた小説で、 私にとって忘れがたい1冊なんです。 実家にあるはずなのに探してもなくて、 妹がたまたま持っていたので久々読むに至りました。 北海道和寒町にある塩狩峠には、 長野政雄氏顕彰碑が立てられ、こう刻まれているそうです。 明治42年2月28日夜、塩狩峠に於いて、最後尾の客車、突如連結が分離、逆降暴走す。 乗客全員、転覆を恐れ、色を失い騒然となる。 乗客の一人、鉄道旭川運輸事務所庶務主任、長野政雄氏、乗客を救わんとして、 車輪の下に犠牲の死を遂げ、全員の命を救う。 その懐中より、クリスチャンたる氏の常持せし遺書発見せらる。 「苦楽生死 均(ひと)しく感謝。余は感謝して全てを神に捧ぐ。」 上は、その一節なり。30才なりき 最初に読んだ中学生の頃、 「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」 という一節が心に染み、 妹と電話で話したとき、久しぶりに思い出したのに空で言えるほど強烈な印象を受けました。 死を迎えた時は号泣で、 涙が止まりませんでした。 ので、 今回も、そろそろやばい・・ってとこからは家で読みました(^^; 三浦綾子さんが熱心なキリスト教信者だったため、 キリスト教寄りの本であることには間違いなく、 私は無神論者なのでその辺はいいとも悪いとも言及しないことにしますが。 そういう事に関係なく、 小説で言う永野信夫、実在した長野政雄氏の最期は本当に立派で、 まさに自ら十字架にかけられたキリストのようだったと思います。 どうだろう、 こう宗教色が強いと好き嫌いはっきり分かれちゃうんだろうねぇ。 でも、小説では幼い頃からの信夫の心境の変化が細やかに書かれていて、 自分も信夫と一緒に成長しているような気がするのです。 信夫がいろんな人から影響を受けるたびに、自問自答するたびに、 私も共に感銘を受け、自問自答するのです。 そこがこの本の魅力でもあるのかなぁ。 あのことはとりあえず、 ここでは秘密ねりえちん♪ |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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おじゃましまう. |
LUCKY-LANTANTAN 2008/12/19 00:47 |
高校の時にあんたに借りたね。 |
ちー 2008/12/19 12:25 |
>LUCKY-LANTANTANさん |
やんやん 2008/12/19 23:14 |
おじゃまします. |
LUCKY-LANTANTAN 2008/12/20 13:11 |
>LUCKY-LANTANTANさん |
やんやん 2008/12/20 23:57 |
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